経費削減コラム
コスト削減に必要な7要素
コスト削減に必要なこと
大きく分ければ「構造化」「視覚化」の2つを意識して取り組むことになります。

構造化とは、現在の貸借対照表および損益計算書を詳細に分析することと、それに基づく具体的なアクションプランを作り実行することです。
具体的には、
(1)現状の情報収集と分析
(2)削減項目および目標値を設定
(3)継続性の思考
(4)実行にあたってのルール化と具体的な削減方法の決定
(5)経営者および社員へコスト意識の徹底
が必要となります。
視覚化とは、目標値に対しての結果を全社的に共有すること、一体化することが重要となります。具体的には、
(6)実行後の検証
(7)全社に対して実行結果のフィードバック(共有)
となります。

経営者は、情報収集から分析により、コスト削減を実行するための構造化を行います。この構造化によって、実行された内容を検証し、その結果を全社員にフィードバック(共有化)して可視化することで、より自分たちが実行してきたコスト削減に対する一体感を作りあげていく、このサイクルが非常に重要であると考えられます。

企業の意思決定の中で、企業単独でコスト削減を実行することが非常に難しいこともあり、最近では、コスト削減コンサルティングを専門にした会社も多く台頭してきています。コンサルティング会社も自社ノウハウをもって対応分野を明確にしている企業、また代理店としてコスト削減に取り組んでいる企業など様々です。従って、コスト削減コンサル会社に依頼しても、コスト削減額が大幅に異なることがあります。

コンサルティング会社への支払いは、固定費ではなく、年間削減額の40~60%程度を成功報酬額として請求されることが多いようです。

ここでは、ある会社の徹底したコスト削減をご紹介させていただきます。

この会社は、無借金経営でグループ総売上でも数千億円を誇る大企業です。
このような規模の企業であっても、コスト削減にこだわり続けています。
売上・収益の重要性を経営者から末端の従業員まで意識、認識している企業だからこそ、ここまでの企業規模を成し遂げることが出来ているのかも知れません。

継続的に結果を残しているという点では、非常に見習うべき点も多いと思われます。
とにかく無駄を省くという概念のもと、水道光熱費に削減項目を決め、徹底したコスト意識を社員にも植え付けた結果、年間数百万円のコスト削減を実現しています。
実行結果についても、単純に「〇〇円削減できた」と言うことでなく、前年同月比や前月比などをグラフ化、社員の興味を喚起するようイラストを交えた貼付物にし、社員の目につきやすいような通用口からトイレの壁に至るまで、掲示していました。

企業がコスト削減を成功させるには7つの要素が必要となります。
また、コスト削減コンサル会社が台頭してきた背景から見れば、コスト削減を行うプロジェクト推進チームの強いリーダーシップが必要になることもご理解いただけると思います。
お問い合わせ先 0120-896-576 平日9:00~19:00 土曜10:00~17:00